カホン (cajón)
カホン (cajón)
木箱状の打楽器。椅子のように上に座り、正面の表面板を叩いて演奏する。上部を叩くと高音、中央部からは低音が出る仕組みになっており、響き線を入れたものも最近は一般化している。1671年にまでその記録を遡るアフロペルーを代表する打楽器であり、カホン奏者のカイトロ・ソトがパコ・デ・ルシアに贈ったことからフラメンコにも導入され、日本でも知られるようになった。キューバでも別のスタイルのカホンが使われている。近年は、ボンゴやコンガを模したカホンなどさまざまなバリエーションが生まれている。 (水口)
Tag: 楽器
Last-modified: 2014-03-03 (月) 01:47:41 (3978d)