glosario ラテン音楽用語解説

ワイノ (huayno/wayno) の変更点


ワイノ (huayno / wayno)

アンデス地域でもっとも広く演奏されている先住民音楽に起源を持つ汎アンデス音楽。
その起源は少なくとも17世紀頭にまでさかのぼり、古くはワイニュと呼ばれていたことがわかっている。北はエクアドル、南はアルゼンチン、チリまでその範囲は広がる。ペルー国内ではワイノと呼ばれているが、地域によって異なる異称を持ち、非常にバリエーションが豊かな音楽ジャンル。ローカル色が強く、また社会階層によってもスタイルが異なり、ワイノを聴けばその出自がわかるとまで言われる。

・ペルー国内での異称:チュスカーダ chuscada(アンカシュ) /パンペーニャ pampeña(アレキパ)/パンディージャ pandilla (プーノ)など
・他のアンデス諸国における異称:ワイニョ huayño(ボリビア) / カルーヨ kaluyo(ボリビア) /トローテ torote(チリ/ボリビア) /カルナバリート carnavalito(アルゼンチン)など

(水口)





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